合格を勝ち取る「履歴書」とは?


就職や転職で最初に提出する「履歴書」ですが、

実はココから選考が始まっていることをご存じでしょうか?

 

より良い人材を採用したい!

真剣な人と一緒に仕事がしたい!

これが医院の面接官(院長やスタッフ)が想っていることです。

 

そして、ご自身が「ここで働きたいな」と思う医院から内定をもらうには、

履歴書の提出からしっかり注意することが不可欠なのです。

 

それでは、具体的に「評価が高い履歴書」とはどのようなものなのでしょうか?

 

・丁寧に書かれている

・提出日、連絡先をしっかり明記する

・卒業年や医院の在籍期間に間違いがない

・自己PRに「今のスキル」や「これから学びたいこと」などが記載されている

・志望動機に「なぜこの医院を選んだのか」があると嬉しい

●丁寧に書かれている

急いで書いていまうと、雑さが面接官にも伝わってしまいます。
あなたの「真剣さ」を伝えるためにも、履歴書は丁寧に落ち着いた環境で書きましょう。

もし「私は字に自信ないから…」と心配な方もいらっしゃるかもしれません。
でもしっかり丁寧に書かれた文字は、相手に気持ちが伝わりますので安心してください。

キレイな字を「雑」に書くよりも、あなたらしい字を「丁寧」に書く方が、何倍も評価されます。

●提出日、連絡先をしっかり明記する

実は大きな「落とし穴」にもなる点で、そして他の応募者との差別化として評価されやすいポイントです!

・氏名、写真のすぐ上にある「提出日」は面接当日に

 ※ただし、事前に郵送提出する場合は「ポスト投函日」を書きましょう

 ⇒「丁寧に書く」ということもあり、履歴書は事前に作成する方がほとんどだと思います。

 しかし、実際に提出する日を書くことが一般常識であることが意外に知られていません。

●学歴の卒業年や医院の在籍期間に間違いがない

まず、学歴⇒職歴の順で記載しましょう。

学歴は「高校の入学」からの記載でおおむね問題ありません。

「〇〇高等学校 入学」「〇〇高等学校 卒業」と一段ごとに記載。

職歴がある方は「〇〇歯科医院 入職」「〇〇歯科医院 退職」と表記し、まだ在籍中の場合は「〇〇年〇月/現在就業中」と記載すると良いでしょう。

 

また、職歴の一つ下段の右端に「以上」と加えるとさらに好印象です。

ここまでやると「常識のある方」という評価をいただくことができると思います。 

よくある間違いとして、西暦と和暦(平成など)で読み間違えてしまうケースです。

卒業年や在籍した年などは、しっかり間違いのないよう注意すると良いでしょう。

●自己PRに「今のスキル」や「これから学びたいこと」などが記載されている

ここでは、あなた自身のことを「説明する場」となります。
PRとあるので「アピールする!」と考えがちですが、謙虚な姿勢で冷静に自己分析できていることこそ最大のアピールです。

最初に、ご自身の性格として「周りからどんな性格だと言われるか?」をイメージして記載しましょう。
他人から見られている自己分析は、ご自身を謙虚に捉えているという好印象となります。

次に今持っているスキルです。
転職の歯科衛生士さんであれば、SRPやメンテナンスのレベルで、転職先にも自信をもって提供できるスキルを記載し、さら「足りないと感じていること」も同時に書き込みます。その後、その足りないスキルと「これから習得したいスキル」などを書き、転職を考えるキッカケになったことを記します。

これにより「なぜ転職するの?」という具体的なイメージを面接官に伝えることができます。

新卒の方は「これから多くを学ぶための『素直さ』」を記載すると良いです。
どうしても「新卒だけどできることあります!」とアピールしたくなりますが、新卒さんは「できなくて当たり前」であり、ここはアピールPOINTになりません。
むしろ、これから多くを学ぶ謙虚な姿勢こそ最大のアピールになります。

具体的には、担当エージェントがご本人とお話させていただいて、あなたの素直さを引き出して案を一緒に考えますのでご安心ください。

●志望動機に「なぜこの医院を選んだのか」があると面接官は嬉しい

就職や転職で良い内定をいただくためには、自己アピールや自身の希望ばかりでは上手くいきません。だからといって必要以上に遠慮することも必要ありませんが、面接は「お互いに確認の場」であると同時に、良い医院から内定がほしい!を実現するために「なぜこの医院へ応募したのか?」ということをしっかりお伝えしましょう。

自己PRでご自身のスキルを「足りないと感じていること」、そして「これから習得したいスキル」を記載したと思いますが、ここで一貫性の物語が生まれます。
足りないこと、これから学びたいことは、あなたが成長する中で「いま必要なこと」であり、それがこちらの医院で実現できるから応募したということで、とても分かりやすく具体的な志望動機をなります。
「学びたいこと」と「応募した医院が大切にしていること、学べること」を結びつけることで、あなたが選んで応募した大きな大きな理由になるのです。

 

たかが履歴書…と思う方もいるかもしれません。でも、一番最初にご自身をアピールすることができるものと考えたら、とても重要だと思いませんか?


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